目次
1. Adobe Express資格とは?
「Adobe Certified Professional in Content Creation & Marketing using Adobe Express」は、Adobe公式の認定資格です。
試験は選択形式、ドロップダウンリスト形式、クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式。
※PhotoshopやIllustrator、Premiere Proの試験のようなアプリケーションの操作問題はありません。
50分間で行われます。
通常価格 15,400円(税込)
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キャンペーン価格(2026/3/31まで)
12,980円(税込)
Adobe Express試験は、出題範囲を100%網羅した学習教材と受験チケットのセットで提供されます。
Adobe Expressの出題範囲に完全対応した模擬試験ベースの学習教材です。
3つの模擬試験問題+模擬試験の学習をサポートする学習ガイドで構成。
利用期間は購入月から180日間。模擬試験実施権30回付与。
再試験は4,950円(3回目以降の受験は、再度、試験と対策教材のセットを購入)
- 受験資格:特になし
- 受験形式:試験はすべて、コンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式。
出題範囲
大項目 | 小項目 |
---|---|
1. デジタルマーケティングの原則 | 1.1 プロモーションコンセプトを要約する 1.2 ターゲットマーケティングの戦略、概念、原則を実行する 1.3 コンテンツにブランディングを適用する 1.4 コンテンツの作成戦略とベストプラクティスを活用する 1.5 コンテンツの最適化方法および配信チャネルについて理解している 1.6 ソーシャルメディアプロモーションを自動化し、監視する |
2. デザインの原則 | 2.1 ビジュアルデザインの基本概念を適用する 2.2 デザインプロセスを説明する 2.3 アクセシビリティ要件を特定する 2.4 倫理的にデザイン素材を使用する |
3. コンテンツの作成と修正 | 3.1 グラフィックと出版物を作成する 3.2 動画、オーディオ、アニメーションを作成する 3.3 Web ページを作成する 3.4 テキストを追加する、修正する 3.5 テンプレートを使用する 3.6 ファイルを編集する、変換する 3.7 より多くの対象者へ届ける |
4. コンテンツ管理 | 4.1 ライブラリを作成する 4.2 ファイルを整理する 4.3 テンプレートを作成する 4.4 マルチプラットフォーム向けのコンテンツを作成する |
5. 共有と公開 | 5.1 チームメンバーやクライアントと共同作業する 5.2 コンテンツを公開する、スケジュールを設定する 5.3 適切なファイル形式でコンテンツをエクスポートする |
2. この資格が注目される理由
(1) ソフトスキルとハードスキルの橋渡し
従来のAdobe資格(PhotoshopやIllustrator)は制作特化ですが、Adobe Express資格は制作+マーケティングの両方をカバー。
(2) 即戦力アピールに直結
Adobe Expressは、テンプレートやブランドキットを使い、短時間で質の高いビジュアルを作成できるツール。企業のマーケティング担当や広報職にとって、即戦力スキルを示す材料になります。
(3) スペシャリティ資格で差別化
Adobe Express認定とPhotoshop認定を取得すると、「Adobe Certified Professional in Marketing Design」というスペシャリティ資格も得られます。
これは「クリエイティブ制作」と「ビジネス活用」の両スキルを証明できる組み合わせです。
3. 有用性と限界
有用性
- 履歴書・ポートフォリオでの差別化
- SNS運用や広報で即活かせる
- Adobe公式認定による信頼感
- クライアント提案の説得力向上
限界
- 資格は知識の証明であり、デザインセンスや創造性は別途示す必要あり
- 実務経験やポートフォリオと組み合わせて初めて強い武器になる
4. 資格を活かす具体的なシーン
- 企業のSNS運用代行
→ バナー制作から投稿までワンストップで対応できる証明 - 副業のプレゼン資料作成代行
→ 見栄えのする資料を短納期で納品可能 - 教育・講師活動
→ Adobe公式認定を持つ講師としての信頼感アップ
5. まとめ
Adobe Express資格は、「デザインができる人」から一歩進んで「マーケティングを理解した発信力のあるクリエイター」であることを証明できる新しいタイプの資格です。
特に、SNS運用や広報、プレゼン資料作成などスピードとクオリティが同時に求められる仕事においては、非常に強い武器になります。
深イイ話
「資格だけで仕事が来るわけではない。でも、資格があることで“まず話を聞いてみよう”というきっかけになる」
——このリアリティが、Adobe Express資格の本当の価値です。
ぶっちゃけ話
デザイナー界隈で資格があっても「ふーん、で?」って程度で全く驚かれませんが、お客さんからはウケが大変よろしいです。
実績がそんなに変わらないなら、勉強熱心なあの人に頼もうという指針になります。
IT業界だってそう。実力主義なのに会社は資格を推奨している。何故かって言うと対外的要素が大きいから。
あの企業の社員さん、こんなすごい資格持っている人が〇〇人もいるんだって、社員教育行き届いているんだね。次の仕事はあそこに頼もう!
広告会社どこにしよう?あそこGoogle広告の資格持っている人が多いらしいよ。へー、じゃ、そこだ!みたいな感じ。
会社の中の歯車の一つで終わる気ならそんなこと気にしなくてもいいし、資格なんて取らなくてもいい。
だけどピンで生きていくなら、小さなことでも一つずつ積み上げていくほうがいいんじゃないかな?っと個人的には思っています。
体験談を書くのを忘れていたのでココに
教材が丁寧すぎて試験が卒業試験のような感覚になるほど簡単でした。
また、実技がないので取得したからと言って使えるようにはならないです。
が、Adobeの考え方などには触れられるので、とても有意義な勉強時間でした。
その知識が役に立つかは置いといて。
さすがに模試を30回も回すことはないよとAdobeに伝えたい。今はそんな気持ちでいっぱいです。
比較的わかりやすく図が多いです。