プログラミングスクール デイトラ 全コース10000円OFF 8/31日まで

実績ゼロから始めるフリーランス営業術|安売りしない案件獲得法

2 min 21 views
free lance

フリーランスとして活動する上で、避けて通れないのが営業=案件獲得です。
会社員の営業職と違い、フリーランスは「自分」という商品を売り込む必要があります

とはいえ、テレアポや飛び込み営業をするわけではありません。
むしろ、相手が求めるものを正しく理解し、的確に提案できれば、営業は想像以上にスムーズに進みます。

本記事では、筆者自身の経験も交えながら、

  • 案件獲得の基本的な流れ
  • 営業で押さえるべき5つの力
  • 失敗しないための注意点
    をわかりやすく解説します。

1. フリーランスにおける営業とは?

一般的に営業職は、自社の商品やサービスを顧客に提案・販売します。
フリーランスの場合、その商品は「あなた自身のスキルや経験」です。
つまり、自分を売り込む行為=営業になります。

営業と聞くと身構えてしまう人も多いですが、フリーランス営業には以下の特徴があります。

  • 基本的にテレアポや飛び込み営業は不要
  • 相手が求めていることに応えやすい(受注後の満足度が高い)
  • オンラインでのやりとりが中心

このため、必要なのは「押し売り」ではなくニーズを理解し提案する力です。

2. 駆け出し時は実績作りが最優先

実績はあなたの市場価値を高める最大の武器です。
実績が増えることで信頼性が高まり、継続依頼や紹介が発生しやすくなります。

駆け出し時の実績作り方法

  • クラウドソーシング(クラウドワークス・ランサーズなど)で案件受注(あまりおススメはしない)
  • SNSやブログで活動や制作物を発信
  • 無料または低単価で知人や団体の仕事を受ける(条件:実績として公開OK)⇦これがベスト

3. 案件獲得の手段

  • クラウドソーシングサイト
    案件数が多く、未経験でも応募可能な仕事が見つかりやすい。
    ただし競争率が高いため、プロフィールや提案文の工夫が必要
  • 直接営業(オンライン・オフライン)
    SNSやメールで企業・個人に提案。
    会える機会があるなら直接会うことで、信頼感を一気に高められる。
  • 人脈・紹介
    一度関係を築いたクライアントや知人からの紹介は成約率が高い。
    納品後のフォローや関係維持が重要。(最初から追加料金を取ることを考えない。)

4. 営業(案件受注)で意識すべき5つの力

① ターゲティング力

  • 誰に売るのかを明確化
  • 相手の業界や価格帯、求める成果を調査
  • 例:
    • 個人起業家向け → 小規模予算で短納期の案件が多い
    • 中小企業向け → 継続契約や保守管理まで依頼されやすい

② 分析力

  • 事前に相手の情報を収集
  • ヒアリング内容から潜在ニーズを引き出す
  • 検討ポイント:
    • 必要な機能・サービス内容
    • 納期スケジュール
    • 相場価格

③ ヒアリング力&交渉力

  • 必ず確認すべき項目:納期・金額・ターゲットユーザー・参考資料
  • クライアントが相場を知らない場合は丁寧に説明
  • 自分の損にならない価格を設定(時給換算を意識
  • 料金表をサイトや資料に明記すると安心感アップ

④ 共感力

  • クライアントの想いに寄り添い、信頼関係を構築
  • 「こうした方がいいですよ」という提案を押し付けず、あくまで選択肢として提示

⑤ 柔軟性

  • 相手の予算や要望に応じて対応を調整
  • 無理な要求を全て受け入れるのではなく、現実的な代替案を用意する

5. 失敗しないための注意点

  • 最初から格安で受注しすぎない継続依頼も低単価になりやすい
  • 実績目的なら「安くてもOK・無料制作OK」の条件交渉もあり
  • 自分の市場価値を定期的に見直す

まとめ

フリーランス営業は「自分を売り込むこと」ですが、押し売りではありません。
相手のニーズを理解 → 適切に提案 → 信頼構築の流れを意識することで、案件獲得率は格段に上がります。

まずは小さな実績からでも構いません。
継続して経験と信頼を積み重ねれば、「仕事が向こうからやってくる」状態も夢ではありません。

関連記事