「デザインって難しそう…」と思っていませんか?
でも大丈夫。
Figmaを使えば、初心者でも意外とカンタンにおしゃれなバナーが作れちゃいます。
今回は「はじめてのFigma」シリーズ第3弾として、バナー制作の基本ステップを紹介します。
画像や文字を組み合わせていく過程は、まるで工作のようにワクワクするはず。
SNSの投稿やブログのアイキャッチにもすぐ使えるので、楽しみながらデザインに挑戦してみましょう!
バナー制作は、Figma初心者がデザインの基本を学ぶのにぴったりの練習です。
ここでは、実際にバナーを作る流れを 12ステップ に分けて解説していきます。
目次
① フレームを選択する
Figmaではデザインの土台となる「フレーム」から作業を始めます。ツールバーからフレームツールを選択しましょう。
どれでも大丈夫です、あとでサイズを変更するので。僕はA4選びました。


② フレームのサイズを設定する

フレームを選んだら、右側のプロパティパネルでサイズを入力します。
今回は小さめのサイズにしましたが、ブログ用なら 横1200 × 縦630 が定番サイズです。
③ フレームに名称を付ける
作業を進めていくとフレームやレイヤーが増えるので、分かりやすく管理するために名前を付けましょう。
例:「banner_main」などシンプルで後から探しやすい名称がおすすめです。
左上の青い線の四角内をクリックすると入力できます。

④ フレームのグラデーションを設定する
背景を単色ではなくグラデーションにすると、デザインの見栄えが一気にアップします。
右のプロパティから「塗り」の▢を選んで設定しましょう。
開いたカラーピッカーの上部(「カスタム」と書いてあるすぐ下)の左から2番目がグラデーションなので、クリック。


⑤ グラデーションをカスタマイズ
グラデーションの角度や色を調整して、オリジナル感を出します。
例えば ブルーからパープルへのグラデーションはSNSバナーに人気の配色です。
「ストップ」と書いてある行の右端の「+」をクリックすると項目が増えますので、何段階かグラデーションの設定できたりします。(0%、25%、50%みたいな感じで)

⑥ ロゴを配置する



自分のブランドロゴやサイトロゴを配置してみましょう。
左上のFigmaマーク→ファイル→画像を配置で画像を選ぶか、下のツールバーの左から3番目の中から画像を貼り付けれます。
写真のように青い線に囲まれている状態で、線の部分をドラッグすると拡大・縮小が可能です。
良い大きさになったら、フレームの中に配置します。

⑦ 線ツールで直線を描く(点線にカスタマイズ)
線ツールを使って直線を引きます。


プロパティの「線」で 点線(破線) にカスタマイズすれば、デザインのアクセントになります。
位置と太さの右側にある、箱ひげ図のようなマークをクリック。

線のカラーは「5F6CF8」
線の太さは「4」
スタイルを「破線」にし、
破線「0.1」、間隔を「8」にして
線端を一番右の「丸先端」にしています。
こうするとドット状の破線ができあがります。

できあがったドット状の破線を右クリックでコピーし、下部に貼り付けます。
⑧ バナーに文字を入れよう
下部ツールバーから「T」(テキストツール)を選び、キャッチコピーやタイトル文字を入力します。
例:「Figmaで簡単バナー作成!」など、目的がひと目でわかる文字にしましょう。(といいながら見本の写真は「めがねのおじさん」という意味はあるけど意味のない文章で作っています。)


⑨ 文字に縁取り線を入れよう
文字を際立たせるには「線」を使った縁取りがおすすめです。
背景に溶け込んで見づらいときも、アウトラインを付ければぐっと読みやすくなります。
まずは色の変更をします。文字を選択し右サイドバーから「塗り」の▢をクリック。

カラーピッカーから色を選択。

文字の太さを変更。
上の写真でタイポグラフィ項目の「24」となっているところの左側(regular)をクリックすると変更できます。

次に文字に縁取り線を設定します。
「塗り」の下の「線」の右側の「+」をクリックすると、下の写真のような項目が出てきます。

位置を「外側」にして、太さを「2」、カラーコードを変更します。

⑩ 影を設定しよう
文字やロゴに影(Drop Shadow)をつけると立体感が出ます。
プロパティパネルの「エフェクト」から「ドロップシャドウ」を選び、影の距離やぼかしを調整してみましょう。


⑪ エクスポート
完成したら、右下の「エクスポート」から画像として書き出します。

形式は PNGまたはJPG が一般的です。
Webサイトに載せる場合は PNG が推奨されます。
「2x」というのは大きさ(倍率)です。そのままの大きさで書き出すのなら「1x」でOKです。
Webサイトなどで使う場合は「2x」をオススメします。

⑫ 完成!

(ちょこっと修正しましたが)これでオリジナルバナーの完成です!🎉
これが皆にとって良いかはさて置き、一度作ってみると「背景の色を変えよう」「文字の雰囲気を変えたい」と自然にアレンジしたくなるはず。
Figmaは修正も簡単なので、どんどん試してみてください。
まとめ
Figmaを使えば、初心者でも簡単にバナーをデザインできます。
今回の流れを覚えておけば、ブログのアイキャッチやSNS投稿用の画像など、いろいろな場面で活用可能です。
次のステップとしては、配色パターンやフォント選びのコツを学ぶと、さらにデザインの幅が広がりますよ。