「え、WordPressのURLってログインIDが見えてるの?」
実は、WordPressの初期設定のままだと、著者ページURL(/author/ユーザー名/
)からログインIDが丸見えになります。
これは、サイト乗っ取りなどのリスクにもつながる“意外な落とし穴”。
また、URLが長くて見づらいのも気になりますよね。
そこで登場するのが 「Edit Author Slug」 という便利なプラグインです。
この記事では、初心者でもすぐに使えるように、インストールから設定までをわかりやすく解説します。
記事内やコメント欄に表示されて無くても、ワードプレスのユーザーIDって簡単にバレてしまうってご存じでしたか?
実は以下のURLにアクセスすれば一発でバレてしまいます。
ブログのURLの後ろに「?author=1」と付けるだけ。
エンターを押すとユーザー(ログイン)IDが丸見えになります。
目次
Edit Author Slugとは?
「Edit Author Slug」は、WordPressの著者URL(スラッグ)を自由に変更できる無料プラグインです。
たとえば、こんな風にURLをカスタマイズできます。
Before | After |
---|---|
https://example.com/author/admin/ | https://example.com/profile/nokonoko7/ |
https://example.com/author/testuser/ | https://example.com/writer/nokonoko7/ |
このように、
/author/
の部分を変更(例:/writer/
や/profile/
など)- 著者ごとにスラッグを変更(例:
admin
→kaede
)
が可能になります。
「URLを自分らしくしたい」「セキュリティ的に安全にしたい」
そんな人にぴったりのプラグインです。
ポイント | 内容 |
---|---|
プラグイン名 | Edit Author Slug |
主な機能 | 著者ベース(/author/)の変更、著者スラッグの変更、役割別ベースの設定 |
対応環境 | WordPress 6.8まで検証済、PHP7.4以上 |
作者 | Brandon Allen |
特徴 | GUI操作で安全に著者URLを変更できる。 セキュリティとSEO対策の両面に効果あり。 |
1,インストールと有効化の手順
- 管理画面の左メニューから「プラグイン → 新規追加」をクリック
- 検索ボックスに Edit Author Slug と入力
- Brandon Allen さんが作ったプラグインを見つけたら「今すぐインストール」
- 「有効化」ボタンをクリックして完了
インストールできたら、すぐに設定に進みましょう。
2,ユーザーごとの著者スラッグを変更する方法
- 管理画面の左メニューから「ユーザー → ユーザー一覧」へ
- 編集したいユーザーをクリック
- ページ下部に「Edit Author Slug(投稿者スラッグ編集)」という項目が追加されています
- 好きなスラッグ(URLの末尾)を「カスタム設定」に入力して最下部の「プロフィールを更新」
これで、URLの最後の部分があなたの設定した文字列に変わります。
(例:https://example.com/writer/kaede/
)
3,サイト全体の「author」部分を変更する方法
ここはユーザーが自分一人ならしなくて大丈夫です。
頻繁に変えるとSEO的によくないので注意しましょう。
- 「設定 → Edit Author Slug」を開く
- 「Author base」の欄に新しい文字列を入力(例:
writer
、member
など) - ページ下部の「変更を保存」をクリック
これで、サイト全体の著者ページURLが一括で変更されます。
例:https://example.com/author/kaede/
→ https://example.com/writer/kaede/
補足:設定が反映されないときは?
変更後に「404エラー」になる場合は、
パーマリンクの再設定が必要です。
- 「設定 → パーマリンク」へ
- 何も変更せずに「変更を保存」をクリック
これでリライトルールが再生成され、URLが正しく反映されます。
ステップ | 内容 |
---|---|
1 | 管理画面 → プラグイン → 新規追加 → 「Edit Author Slug」を検索・有効化 |
2 | ユーザー一覧 → 編集 → 「Edit Author Slug」欄でスラッグを設定 |
3 | 設定 → Edit Author Slug → 「Author base」を変更(例:writer、profile) |
4 | 404エラーになる場合、パーマリンク設定で「変更を保存」してリライトルール再生成 |
セキュリティ対策に効果あり
最初に説明した通り、デフォルトの著者URLにはログインIDがそのまま露出していることがあります。
悪意のある攻撃者にとって、ログインIDがわかるのは大きなヒントになります。
Edit Author Slug
を使えば、IDとは無関係の別の文字列に変更できるので、安全性がぐんと上がります。
よくある質問(FAQ)
Q. 変更したURLはGoogle検索に影響する?
A. 一時的にインデックスが切り替わる可能性はありますが、301リダイレクトが自動的に設定されるため、SEO的な影響はほぼありません。
Q. 途中でURLを変えても大丈夫?
A. 大丈夫ですが、SNSなどに貼ってある古いURLは更新しておくと安心です。
Q. プラグインを削除したら設定は消える?
A. 著者スラッグ自体は保持されますが、ベース(/author/など)は元に戻ります。
まとめ
- Edit Author Slugは、WordPressの著者URLを自由に変えられる便利なプラグイン。
/author/
部分も、各ユーザーのスラッグも簡単にカスタマイズ可能。- セキュリティ面でも安心で、URLの見た目もスッキリ。
初心者でも5分で設定できるので、ぜひ試してみてください!
🚨 よくあるつまずき&トラブルシューティング
トラブル内容 | 解決方法 |
---|---|
URLが404になる | パーマリンク設定を開いて「変更を保存」し、 リライトルールを再生成 |
リダイレクトがループする | リダイレクト機能付きプラグインを一時停止し、 原因を確認 |
スラッグが編集できない | 編集権限(edit_users)を確認 |
カスタムロールで不具合 | 他プラグインとの競合を疑い、 rewriteルールを見直す |
ここらへんが強いスクールは下記2つですね。
どちらも給付金対応ではないです。
給付金対象講座は国が定めたカリキュラムしか設定できないので、若干内容が不足するところが多いです。
その点、給付金対象じゃないこの2社はしっかり対応なのでおススメです。
特にレイズテックはWordpressを扱っているので、この記事を読んでいる人にはドンピシャで合うと思います。
給付金なしのスクールは質が高いです、実際。(キカガクさんみたいな特化スクールは別として。)