目次
導入
顧客リストや在庫管理、売上集計──
「とりあえずExcelでやってる」という声は、今も多くの現場で聞かれます。
でも、ファイルがバラバラだったり、上書きミスが起きたり、関数が壊れたり…。
便利なはずのExcelが、いつの間にか“作業の負担”になっていませんか?
そんなときに注目したいのが Claris FileMaker。
Appleグループが提供するこのツールを使えば、Excel感覚で業務アプリを作れます。
さらに、FileMakerやClaris Connectのスキルを証明できる
無料の公式オンライン資格試験(英語試験・Web翻訳対応)も存在します。
この記事では、
- Excel管理をFileMakerに変えるとどう変わるのか
- 無料で受けられるClaris認定資格とは何か
- 日本語対応の有料試験との違い
をわかりやすく紹介します。
第1章:Excel管理の限界とFileMakerが選ばれる理由
| Excelの課題 | FileMakerでの解決 |
|---|---|
| ファイルが人ごとにバラバラ | クラウド/サーバーで一元管理、常に最新データ |
| 同時編集ができない | 複数人がリアルタイムで入力・更新可能 |
| 関数・マクロが複雑化 | スクリプトで可視化、自動処理を設定可能 |
| 誤操作・上書きリスク | アクセス権限とバックアップで安全に管理 |
| スマホで使えない | iPhone・iPad・WebDirectに対応 |
Excelは優秀なツールですが、1人で扱うことを前提とした設計。
チームや組織で使うと、整合性・安全性・リアルタイム性に限界が出てきます。
FileMakerなら、データベースを基盤にした“動く業務アプリ”として運用でき、
現場・オフィス・リモートを問わず同時アクセスが可能です。
第2章:FileMakerとは?
Claris FileMaker は、Apple傘下の Claris International Inc. が提供する
ローコード開発プラットフォームです。
プログラミング知識がなくても、
ドラッグ&ドロップでレイアウトを作り、スクリプトを組み合わせて
「請求書作成アプリ」「顧客管理システム」「在庫アプリ」などを自分で作成できます。
FileMakerは、
- データベースの管理(Excelのように入力・集計)
- アプリ化(UI設計と自動処理)
- 共有(クラウド・Web・モバイル対応)
を一つの環境で完結できる、オールインワン型ツールです。
第3章:Excel管理をFileMakerに変えるとこう変わる!
| Excelでの管理 | FileMaker導入後 |
|---|---|
| 各自が別ファイルを使用 | クラウドで一元管理、常に最新データを共有 |
| 手動集計・関数依存 | ボタン一つで自動レポート生成 |
| 入力ミス・重複が多い | データルール設定で整合性を維持 |
| 外出先でアクセス不可 | iPhone/iPadからリアルタイム編集可能 |
FileMakerを導入すると、Excelでの管理作業が
自動化された業務アプリに変わります。
例えば、ボタン一つで「見積書PDFを生成→メール送信」、
iPadからの入力がオフィスPCにも即時反映など、
現場に合わせたシステムを自分たちで構築できます。
第4章:無料で受けられるClaris公式資格(翻訳対応)
ここからが本題です。
Clarisでは、FileMakerやClaris Connectの知識を証明できる
無料オンライン資格試験を提供しています。
英語試験ですが、ブラウザの翻訳機能を使えば
日本語表示で受験できるため、誰でも気軽に挑戦できます。
1. App Developer Claris FileMaker Pro Specialist
FileMaker Proの基本操作からアプリ開発までを問う試験。
無料・オンラインで受験でき、合格すると
Claris公式のデジタル認定証(PDFバッジ)が発行されます。
主な出題範囲:
- テーブル・リレーション・フィールド設計
- レイアウトやスクリプトの基本操作
- データ共有・FileMaker Cloudの基礎
FileMaker初心者でも、公式チュートリアルを学習すれば合格を目指せます。
無料で受けられる「FileMaker入門認定」として最適です。
2. Claris App Developer Claris Connect Associate
こちらは Claris Connect(自動化プラットフォーム) に関する資格。
FileMakerや外部アプリを連携する仕組みを理解しているかを確認します。
同じく 無料・オンライン受験(英語+翻訳対応可)。
主な出題内容:
- トリガーとアクションの動作原理
- コネクタ認証と設定方法
- Webhookの基本
- 条件分岐やエラー処理の考え方
この資格を取得すれば、
「FileMakerで登録 → Googleカレンダーに自動追加」などの
ノーコード連携スキルを証明できます。
※他にも多数ありますので、公式Webサイトで確認してもらえれば良いと思います。
第5章:資格を活かせるシーン
| 活用分野 | メリット |
|---|---|
| 中小企業の業務改善担当 | FileMaker導入を提案・運用する基礎知識を証明 |
| フリーランス・副業エンジニア | Claris関連案件の受注で信頼度UP |
| 教育機関・NPO | 無料試験で授業・研修に導入しやすい |
| 個人学習者 | 英語試験でも翻訳対応で挑戦しやすい |
Claris公式資格は、Appleグループ公認の無料資格という強みがあります。
学習コストが低く、実務にも直結する内容です。
第6章:日本語版の有料試験もある
無料の英語試験とは別に、
日本国内では 日本語対応の有料資格試験 も公式に提供されています。
公式発表によると、
「Claris FileMaker 技術者認定試験」として
4種類の試験が用意されています(2025年2月更新情報)。
- Basic Developer(基礎)/受験料:6,600円(税込)
- Intermediate Developer(中級)/受験料:8,800円(税込)
- Advanced Developer(上級)/受験料:12,100円(税込)
- Claris Connect Developer(自動化)/受験料:8,800円(税込)
試験は Pearson VUE(ピアソンVUE) テストセンター、または
オンライン試験で受験可能です。
この試験は日本語で受けられるため、
英語試験に抵抗がある方や、業務で使う方にもおすすめです。
第7章:まとめ
Excel管理のままだと、
「ファイルが壊れた」「集計に時間がかかる」「更新漏れが多い」などの課題が尽きません。
FileMakerに切り替えれば、
リアルタイム共有・自動化・アプリ化が一気に実現できます。
さらに、無料で受けられるClaris資格試験を活用すれば、
学びながらスキルを公式に証明することも可能です。
まずは無料の
App Developer Claris FileMaker Pro Specialist
Claris Connect Associate
から挑戦してみましょう。
無料を繰り返し勉強してから、有料版を受けると理解も早く受験料を無駄にしなくてすみます。
FileMakerで業務をスマートに、資格で自信を。
それが「Excel脱却」から始まる新しい働き方です。


