（2025年度対応版）
🟢＝3級中心 🔵＝2級中心 🟣＝両級共通・重要
これから試験を受ける人用の勉強するとこまとめみたいな記事です。
家から受験できる（在宅受験）のでオススメですよ。
3級：4,800円／2級：5,500円
公式で無料で配られているものを、勉強しやすいようにまとめただけのものですので、自分がどれだけ知ってるかを復習するようにでも使っていただければと思い作成しました。
目次
🟣 第1章：色の正体と三要素
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| 光（光源） | 太陽や照明など、色を見せる源。色は光の反射によって見える。 |
| 眼（視覚） | 網膜上の錐体（S・M・L）と杆体で光を感知。色を脳で知覚。 |
| 物（物体） | 物体は特定の波長を反射・吸収して色を見せる。 |
📘 可視光線：約 380〜780nm
- 短波長：青・青紫
- 中波長：緑
- 長波長：赤
🔵 演色性：光源が「本来の色」をどれだけ正確に見せるか（100に近いほど自然）
🔵 色温度（K）：光の色味。高い＝青白い光（昼光色）／低い＝赤み（電球色）
🟣 第2章：眼のしくみと色覚
| 部位 | 役割 |
|---|---|
| 角膜 | 外からの光を屈折させ、内部へ導く |
| 水晶体 | 厚みを変えてピント調整 |
| 網膜 | 光を電気信号に変換（視細胞が存在） |
| 錐体（S・M・L） | 明所で色を識別：青・緑・赤に反応 |
| 杆体 | 暗所で働く。明暗のみを感じる |
🔵 三色型色覚：S・M・L錐体が全て働く状態
🟢 色弱（色覚特性）：いずれかの錐体が正常に働かない（約5%の男性）
🔵 CUD（カラーユニバーサルデザイン）：
すべての人に識別しやすい配色を考慮すること（例：赤＋緑は避ける）
🟣 第3章：光と色の混色
| 種類 | 原理 | 原色 | 代表例 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 🟢 加法混色 | 光を混ぜる | RGB | ディスプレイ | 混ぜるほど明るく（白に近づく） |
| 🟢 減法混色 | 絵の具・印刷 | CMY | 印刷・ペイント | 混ぜるほど暗く（黒に近づく） |
🟣 補色関係（反対色）
- 赤 ⇔ 青緑
- 黄 ⇔ 紫
- 青 ⇔ オレンジ
🔵 ディスプレイ vs 印刷
- RGBの範囲（白い三角）はCMYKより広い。
→ デジタルで出せる色の一部は印刷で再現できない。
🟢 第4章：色の心理と文化的象徴
| 色 | 印象・心理 | 象徴・文化 |
|---|---|---|
| 赤 | 情熱・活力・危険 | 太陽・生命・エネルギー |
| ピンク | 優しさ・愛情 | 絆・思いやり・桜 |
| オレンジ | 元気・食欲 | 明るさ・陽気さ |
| 黄 | 希望・注意 | 皇帝の色（中国）・実り |
| 緑 | 安心・癒し | 自然・安全・平和 |
| 青 | 知性・冷静 | 海・空・信頼（ジャパンブルー） |
| 紫 | 神秘・高貴 | 王位・伝統・高貴な精神 |
| 茶 | 安定・落ち着き | 大地・安心感 |
| 白 | 純粋・清潔 | 始まり・神聖 |
| 黒 | 力強さ・威厳・悲しみ | 終焉・モダン |
| 灰 | 中立・調和 | バランス・都会的 |
🟢 第5章：色彩学の基礎用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 色相（Hue） | 赤・黄・緑などの「色み」 |
| 明度（Value） | 明るさの度合い |
| 彩度（Chroma） | 鮮やかさ（高＝ビビッド、低＝くすみ） |
| トーン | 明度・彩度の組み合わせによる印象 |
| 無彩色 | 白・黒・灰など、色みのない色 |
| 有彩色 | 色相を持つすべての色 |
🟣 トーン記号例
V（ビビッド）／P（ペール）／S（ソフト）／G（グレイッシュ）／D（ダーク）
🔵 第6章：表色系（カラーシステム）
| システム名 | 特徴 |
|---|---|
| マンセル表色系 | 色相（H）・明度（V）・彩度（C）の3軸で表す。 例：4R3.5/11（こい赤）／N9.5（白） |
| NCS | 赤・黄・緑・青・白・黒の6色成分で表記。 |
| PCCS | トーン（色調）を体系化。V・B・DPなど。 |
| XYZ表色系 | 光の三原色混合比で数値化（CIE標準）。 |
| PANTONE / DIC | 実務用カラーチップ。印刷・デザイン業界必須。 |
🔵 第7章：配色理論とコーディネート
| 配色法 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 類似色相配色 | 近い色を並べて調和を出す | 黄〜オレンジ〜赤 |
| 補色配色 | 反対色を組み合わせて強調 | 青とオレンジ |
| トーン・オン・トーン | 同系統のトーンで統一 | パステル系配色 |
| トーン・イン・トーン | 明度・彩度を変えてリズムを出す | モノトーン調 |
| セパレーション | 中間色で調整する | グレーで調和 |
| アクセントカラー | 全体の5〜10%で視線誘導 | 赤いポイントなど |
🟣 配色の三要素
- ベースカラー（70%）
- メインカラー（25%）
- アクセントカラー（5%）
🔵 第8章：色の対比と同化
| 現象 | 内容 |
|---|---|
| 明度対比 | 背景が明るいと中間色は暗く見える |
| 彩度対比 | 鮮やかな色の隣では地味に見える |
| 色相対比 | 反対色の影響で色味がずれて見える |
| 同化 | 近い色同士が似たように見える（背景の影響） |
💡 実務TIP：
可読性・視認性のため、背景と文字色の明度差は4.5:1以上（Web基準）が理想。
🟣 第9章：応用と実生活への展開
| 分野 | 学ぶポイント | 活かし方 |
|---|---|---|
| 🟢 ファッション | トーンとイメージの統一 | パーソナルカラー診断 |
| 🟢 インテリア | 床・壁・天井の明度バランス | 空間の広さ・落ち着き感 |
| 🔵 Web/グラフィック | RGBとCMYKの差 | コントラスト・可読性 |
| 🔵 商品・空間デザイン | 演色性と色温度 | 店舗照明・サイン計画 |
| 🔵 広告・プレゼン | 配色バランス | ブランドカラー設計 |
第10章：試験対策まとめ（暗記ポイント）
✅ 波長範囲：380〜780nm
✅ 三原色：光＝RGB、色料＝CMY
✅ 三属性：色相・明度・彩度
✅ 色温度：高＝青／低＝赤
✅ 演色性評価数Ra：100に近いほど自然
✅ マンセル表色系：色相＋明度＋彩度
✅ 心理四原色：赤・黄・緑・青
✅ 補色関係：赤↔青緑／黄↔紫／青↔オレンジ
✅ トーン比率：ベース70／メイン25／アクセント5
✅ ユニバーサルデザイン：すべての人に識別しやすく
✅ CUD団体：NPOカラーユニバーサルデザイン機構（CUDO）
🕐 合計：約2週間で合格レベルへ！
🔥 直前10分暗記シート（2025年度対応）
🟣 1️⃣ 色の三要素（光・眼・物）
| キーワード | 一言暗記 |
|---|---|
| 光（光源） | 太陽・照明。光がなければ色は見えない。 |
| 眼（視覚） | 網膜の錐体S/M/L（青・緑・赤）＋杆体（暗所）。 |
| 物（物体） | 光を反射・吸収して色を見せる。 |
| 可視光線 | 380〜780nm（紫→青→緑→黄→赤）。 |
| 演色性 | Ra＝100が自然光に最も近い。 |
| 色温度 | 高い＝青白い、低い＝赤い（単位K）。 |
⚠️ 注意：「色は光の反射で見える」「光を吸収する部分は見えない」。
🟢 2️⃣ 混色の原理
| 分類 | 原理 | 原色 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 加法混色 | 光を混ぜる | RGB | 混ぜると明るく→白 |
| 減法混色 | 絵の具・印刷 | CMY | 混ぜると暗く→黒 |
💡 RGB＝ディスプレイ系／CMY＝印刷系
🟨 加法の例：R＋G＝黄 ／ R＋B＝マゼンタ ／ G＋B＝シアン
🟥 減法の例：C＋M＋Y＝黒（実際はKインキ使用）
🔵 3️⃣ 色の三属性（基本構成）
| 属性 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 色相 | 色み（赤・青など） | H（Hue） |
| 明度 | 明るさ | V（Value） |
| 彩度 | 鮮やかさ | C（Chroma） |
🟣 トーン（色調）＝明度＋彩度の組合せ
→ ビビッド（鮮やか）・ペール（やわらか）・グレイッシュ（落ち着き）・ダーク（重厚）など。
🟡 4️⃣ 心理四原色＆文化的象徴
| 色 | 心理・象徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 赤 | 情熱・生命・危険 | 最も目立つ色／暖色代表 |
| 黄 | 明るい・注意・元気 | 中国では皇帝の色 |
| 緑 | 安心・自然・安定 | 医療現場・安全色 |
| 青 | 知性・信頼・冷静 | 好まれる色No.1 |
| 紫 | 高貴・神秘 | 王族・宗教象徴 |
| 白 | 純粋・始まり | 西＝純粋／東＝死の象徴も |
| 黒 | 威厳・終焉・モダン | ファッションでは高級感 |
| 茶 | 安定・安心 | 大地・木・ナチュラル |
| 灰 | 中立・調和 | バランスを取る色 |
🟢 5️⃣ 表色系（カラーシステム）
| 名称 | 概要 | 暗記キーワード |
|---|---|---|
| マンセル表色系 | H（色相）V（明度）C（彩度）で表す | 例：4R3.5/11（こい赤）／N9.5（白） |
| NCS | 赤・黄・緑・青・白・黒の6原色構成 | スウェーデン規格 |
| PCCS | トーン体系（V・P・S・G・Dなど） | 色彩調和・配色練習に使う |
| XYZ | 光の三原色の混合理論（CIE基準） | 数値で色を定義 |
| PANTONE／DIC | 実務用カラーチップ | 印刷・製品管理で必須 |
🔵 6️⃣ 配色理論と比率
| 名称 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 類似色配色 | 近い色で統一感 | 黄〜橙〜赤など |
| 補色配色 | 反対色で強調 | 青×オレンジ／赤×青緑 |
| トーン・オン・トーン | 同系統のトーンで統一 | 落ち着き・上品 |
| トーン・イン・トーン | 明度・彩度を変化 | 変化と調和の両立 |
| 配色比率 | ベース70／メイン25／アクセント5 | 基本バランス！ |
⚠️ 補色関係は「赤↔青緑」「黄↔紫」「青↔オレンジ」
🟣 7️⃣ 色の対比と同化
| 現象 | 内容 | 暗記法 |
|---|---|---|
| 明度対比 | 明るい背景→対象が暗く見える | “白背景の灰は濃く見える” |
| 彩度対比 | 鮮やかな色の隣で地味に見える | “隣にビビッドがあると霞む” |
| 色相対比 | 隣の色で色味が変化 | “青隣で赤がオレンジ寄りに” |
| 同化 | 近い色が似て見える | “背景に溶ける” |
🔵 Web可読性基準：コントラスト比 4.5:1以上
🟢 8️⃣ 照明と色温度（2級範囲）
| 概念 | 内容 | 数値 |
|---|---|---|
| 色温度 | 光の色み（K） | 高＝青／低＝赤 |
| 演色性（Ra） | 光の再現力 | 100＝自然光に近い |
| 照明例 | 電球色（3000K）／昼光色（6500K） | 店舗・住宅・オフィスで使い分け |
🟠 9️⃣ デジタル vs アナログ色再現
| 区分 | 方式 | 原理 | 補足 |
|---|---|---|---|
| デジタル | RGB（加法混色） | 光の三原色 | ディスプレイ・スマホ |
| アナログ | CMY（減法混色） | インキ混合 | 印刷・絵具・布 |
🟢 RGBの方が色域が広い！（重要）
🟣 🔟 その他の覚えどころ
| 分類 | キーワード | 備考 |
|---|---|---|
| 色覚多様性 | CUD （カラーユニバーサルデザイン） | NPO CUDO公式 |
| 心理四原色 | 赤・黄・緑・青 | 暗記必須 |
| 補色ペア | 赤⇔青緑／黄⇔紫／青⇔オレンジ | 試験頻出 |
| 明度順 | 白→黄→緑→赤→青→紫→黒 | 明るさ順で覚える |
| インテリア配色 | 天井＞壁＞床の順に明るく | 定番法則 |
| 食と色 | 赤・橙＝食欲増進／青＝抑制 | 覚えやすい暗記テーマ |
ラスト3分チェック（Yes/No）
| 質問 | 答え |
|---|---|
| 可視光線は380〜780nm？ | ✅ Yes |
| RGBは光の三原色？ | ✅ Yes |
| CMYは印刷用？ | ✅ Yes |
| 演色性100は太陽光？ | ✅ Yes |
| 補色で最も対比が強い組は青×オレンジ？ | ✅ Yes |
| トーン比率は70：25：5？ | ✅ Yes |
| 明度が高い＝軽く感じる？ | ✅ Yes |
| 青は空間を広く見せる？ | ✅ Yes |
| 紫は高貴な色？ | ✅ Yes |
| 黒は威厳を感じる？ | ✅ Yes |
「色を感じる → 理論で説明できる → 意図して使える」
これが合格ラインです。
特に2級は 「理論を実務に応用できるか」 を問われます。
テーマ別ミニ模擬問題集（過去問傾向対応）
🟢【第1章】光・眼・物の三要素（2級頻出）
Q1. 色が知覚されるために必要な3要素はどれ？
A. 光・空気・影
B. 光・眼・物
C. 太陽・視神経・色素
✅ 答え：B
Q2. 可視光線の範囲として正しいのは？
A. 180〜480nm
B. 280〜580nm
C. 380〜780nm
✅ 答え：C
Q3. 演色評価数（Ra）100とは何を意味する？
A. 最も明るい光
B. 太陽光に最も近い自然な色再現
C. 最も赤みの強い光
✅ 答え：B
Q4. 色温度が高い照明の特徴は？
A. 赤みを帯びる
B. 青白い光
C. 緑がかる
✅ 答え：B
Q5. 光が物体に当たって反射し、吸収される現象を示すグラフは？
A. 色相環
B. 分光反射率曲線
C. 明度曲線
✅ 答え：B
🟣【第2章】混色（3級・2級共通）
Q1. 光の三原色は？
A. シアン・マゼンタ・イエロー
B. レッド・グリーン・ブルー
C. オレンジ・グリーン・バイオレット
✅ 答え：B
Q2. 加法混色で全ての光を混ぜると？
A. 黒になる
B. 灰になる
C. 白になる
✅ 答え：C
Q3. 印刷で使われる三原色は？
A. CMY
B. RGB
C. RBY
✅ 答え：A
Q4. 加法混色で赤と緑を混ぜると？
A. 青
B. 黄
C. 紫
✅ 答え：B
Q5. ディスプレイと印刷で再現できる色域を比較すると？
A. 印刷の方が広い
B. ディスプレイの方が広い
C. 同じ
✅ 答え：B
🟢【第3章】色の三属性（両級共通）
Q1. 「色相・明度・彩度」はそれぞれ何を表す？
✅ 色み・明るさ・鮮やかさ
Q2. 明度が高く彩度が低い色の印象は？
A. 鮮やか
B. 柔らかく上品
C. 暗く重い
✅ 答え：B
Q3. 「無彩色」に分類されるものは？
A. 白・黒・グレー
B. ピンク・ベージュ
C. 青・緑・赤
✅ 答え：A
Q4. トーンが同じ配色は？
A. トーン・オン・トーン
B. トーン・イン・トーン
✅ 答え：A
Q5. 彩度が高い色の印象は？
A. 落ち着き
B. 派手で目立つ
C. 暗い
✅ 答え：B
🔵【第4章】表色系・カラーシステム（2級頻出）
Q1. マンセル表色系の表記「4R3.5/11」で「4R」は何を示す？
A. 明度
B. 色相
C. 彩度
✅ 答え：B
Q2. NCSは何の略？
✅ Natural Color System（自然色体系）
Q3. PCCSの特徴は？
✅ トーン（明度・彩度）を軸にした配色理論体系
Q4. XYZ表色系は何に基づく？
✅ 光の三原色の混合比率（CIE基準）
Q5. PANTONEやDICの特徴は？
✅ 実務用カラーチップ（印刷・製品デザインに使用）
🟣【第5章】配色理論・カラーコーディネート
Q1. 類似色相配色とは？
✅ 近い色同士を組み合わせて調和を出す配色。
Q2. 補色関係にあるのは？
A. 青とオレンジ
B. 緑と黄
C. 紫と赤
✅ 答え：A
Q3. 配色バランスの黄金比は？
✅ ベース70％／メイン25％／アクセント5％
Q4. コントラストが強いと？
✅ 印象的だが疲れやすい配色になる。
Q5. アクセントカラーの目的は？
✅ 注意・視線誘導・印象強化。
🟢【第6章】色の心理・象徴・文化
| 色 | 心理 | 象徴・文化 |
|---|---|---|
| 赤 | 活力・情熱 | 太陽・命・危険表示 |
| 青 | 知性・信頼 | 空・海・冷静 |
| 緑 | 安心・自然 | 安全・平和 |
| 黄 | 明るさ・注意 | 皇帝の色（中国） |
| 紫 | 神秘・高貴 | 王位・優雅 |
| 白 | 純粋・始まり | 神聖・平和 |
| 黒 | 力・威厳 | 終焉・モダン |
| 灰 | 中立・バランス | 調和・都会的 |
頻出問題例：
- 「心理四原色」＝赤・黄・緑・青
- 「青」が最も好まれる色：男女・年代問わず安定傾向。
🔵【第7章】色の対比・同化・視認性
Q1. 明度対比とは？
✅ 背景が明るいと中間色が暗く見える現象。
Q2. 彩度対比とは？
✅ 鮮やかな色の隣で他の色が地味に見える。
Q3. 同化現象とは？
✅ 隣接する色同士が似て見える効果。
Q4. Webの可読性基準（明度比）は？
✅ 4.5:1以上が推奨（WCAG基準）
Q5. 情報デザインでの配慮点は？
✅ CUD（カラーユニバーサルデザイン）対応が必須。
🟢【第8章】ファッション・インテリア・食と色（3級中心）
Q1. 暖色とは？
✅ 赤・橙・黄など、暖かさを感じる色。
Q2. パーソナルカラーの4分類は？
✅ スプリング・サマー・オータム・ウィンター
Q3. 食欲を増進させる色は？
✅ オレンジ・赤
Q4. 天井・壁・床の明度バランスの基本は？
✅ 天井が最も明るく、床が最も暗い。
Q5. インテリアにおける心理効果：
✅ 青＝広く見える、赤＝狭く感じる。
最終チェックリスト（覚えれば合格）
✅ 可視光線：380〜780nm
✅ 光の三原色＝RGB／色料の三原色＝CMY
✅ 三属性＝色相・明度・彩度
✅ 心理四原色＝赤・黄・緑・青
✅ トーン比率＝70：25：5
✅ 補色関係（赤↔青緑／黄↔紫／青↔オレンジ）
✅ 表色系＝マンセル・NCS・PCCS
✅ CUD（色覚多様性配慮）
✅ 演色性＝100に近いほど自然
✅ 色温度＝高いほど青白い
過去問テーマ別整理表（直近3年分想定）
※各テーマの“重点頻出度”も併記（★＝高／★★＝非常に高）
| テーマ番号 | テーマ名 | 3級／2級 出題対象 | 頻出度 | 内容＆対策ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 光・眼・物の三要素 | 主に2級（3級も一部） | ★★ | 光の波長（380〜780nm）、演色性、色温度、錐体／杆体の働き。光源・視覚・物体の関係を整理。 |
| 2 | 混色（加法・減法） | 3級・2級 | ★★ | 加法混色（RGB）、減法混色（CMY）、印刷・ディスプレイの違い。具体的な例を押さえる。 |
| 3 | 色相・明度・彩度・トーン | 両級共通 | ★★ | 色の三属性、トーン分類（ビビッド・ペール・ソフト・グレイッシュ・ダークなど）、トーン比率（ベース70／メイン25／アクセント5）など。 |
| 4 | 色名・伝統色・和名 | 主に3級・2級 | ★ | 伝統色名（桜色・群青・琥珀など）、JIS色名等。暗記系。 |
| 5 | 心理・象徴・文化的効果 | 主に3級 | ★ | 色の印象（赤＝情熱、青＝知性、緑＝安心など）、文化圏による色の意味。デザイン・生活シーンでの活用。 |
| 6 | 配色理論・カラーコーディネート | 主に2級・3級 | ★★ | 類似色・補色・トーン・アクセントカラーの使い方。配色比率・配色パターンを実践的に理解。 |
| 7 | 表色系・カラーシステム | 主に2級 | ★★ | マンセル表色系（H・V・C）、NCS・PCCS・XYZ表色系など。色を数値・体系で表す考え方。 |
| 8 | 色の対比・同化・視認性 | 2級 | ★ | 明度対比・彩度対比・色相対比・同化現象。Web／UI／印刷シーンでの視認性・可読性対策。 |
| 9 | ファッション・インテリア・生活応用 | 主に3級 | ★ | パーソナルカラー（春夏秋冬）、インテリア配色、食べ物と色（食欲増進・抑制）など。実務・生活場面での色の活用。 |
| 10 | 色温度・照明・演色性応用 | 2級 | ★ | 照明器具の色温度、演色性の数値Ra、空間設計・店舗照明・色再現性の観点。 |
| 11 | Web・印刷・デジタル色管理 | 2級応用 | ★ | RGB／CMYKの違い、色域（ガマット）、実務での色再現注意点。 |
| 12 | 出題形式・試験傾向 | 両級共通 | ★ | 制限時間60分（3級）／70分（2級）、50問選択形式。正答率70％以上で合格。 ICD Color+1 |
ポイント
- 表の「頻出度★★」のテーマは 重点的に学習してください。2級では特に「光・眼・物の三要素」「混色」「配色理論」「表色系」が出題頻度高めです。
- 各テーマごとに「キーワード暗記＋図解理解＋実践問題」をセットで準備すると効率的です。例えば「加法／減法混色」では図でRGB／CMYを描きながら、実際にデザイン場面で色の加減を考える問題を作ってみると良いです。
- 出題形式（選択式50問）と制限時間を意識して、1回あたり30〜50分を目安に模擬的に問題を解いてタイムマネジメントを養ってください。
- 学習の最後には「出題形式テーマ別ミニ模擬問題」を各テーマで自作し、間違えたテーマはもう一度「キーワード＋図解＋関連用語」で復習しましょう。
